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2008年5月14日水曜日

防爆とは

工場や事業所において、可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気が存在するか、また存在する恐れのある場所に、電気設備を設置したり使用する場合に、この電気設備が原因となって生ずる火災などを防止するために定めるものを防爆といいます。

この防爆を行なうために、それぞれの機器に定められた条件のもとで、爆発性ガスの存在する可能性のある場所で使用することができるための電気設備機器が存在します。

防爆仕様のモーターとは

電動機については防爆仕様とする場合には基本的には2種類あり、安全増防爆形電動機と耐圧防爆形電動機があります。

① 安全増防爆形電動機を使う場合の基本的な考え方



構造上・特性上一般電動機より安全度を増し、点火源とならぬように工夫してある。
万一、電動機内部で爆発が起こった場合は、爆発の外部への波及は防げない。

② 耐圧防爆形電動機を使う場合の基本的な考え方



万一、電動機内部で爆発が起きた場合でも、容器は爆発圧力に耐え、また火炎も外部のガスに点火波及しないような構造にしてある。

防爆形電動機とインバーターの組み合わせについて

防爆形電動機をインバーターにて駆動する場合は、労働省産業安全研究所の「防爆型式検定」に合格している必要があります。

電動機とインバーターとの1対1の組み合わせでの検定合格品であるため、組み合わせになった型式銘板表示が義務付けられています。

この型式銘板が付けられていない組み合わせでのインバーター運転はできません。
上記の防爆検定を取得している電動機は、各メーカーとも、耐圧防爆形電動機でしか取得できていないため、インバーターで駆動させることができる電動機は耐圧防爆形電動機になってしまいます。

安全増防爆形電動機では、どのメーカーも防爆検定を受けていないため、現状ではインバーター駆動させることは不可能です。